「50年の経験とたゆまぬ努力。その原動力は愛」

 幼児教育には、ふたつの大切な場所があります。ひとつは体系的な幼児教育を受ける幼稚園、もうひとつは、幼児が家族とふれあう家庭です。だからこそ、本学園では幼稚園と家族との相互理解を大切にし、園児にとってのより理想的な環境を追求し続けています。

 それでは、園児にとってのより理想的な環境とは、具体的にはどのようなかたちなのでしょうか。

 もちろん、その答えはひとつではありません。園児に兄弟がいる家庭、いない家庭、ご祖父母が共に暮らす家庭、離れて暮らす家庭など、家庭のあり方は実にさまざま。また、園児を育てるご両親のお考えもあるでしょう。

 ただ、何よりも大切なのは、家族がたがいに愛しあい、優しさと厳しさが調和した円満な環境であること。そして幼稚園は、園児の資質や環境を無視した画一的な集団教育を排し、その子供の個性を重視した総合的な人間育成が行える環境であることです。

 そのため平塚学園では、幼稚園の立地環境や設備・教材はもちろん、毎日のカリキュラム、教師の能力、家庭との信頼関係など幅広い視野から幼児教育の理想のかたちを追求。さらに、社会環境の変化に対応できる柔軟な思考力と想像力を養うため、先進性と進取性に富んだ保育指導を模索し続けています。

 常に人間の育成を主眼に置き、果てなき理想を追求し続ける平塚学園。その揺るぎない行動力は、50年にわたって培ってきた教育ノウハウと、自らの教育思想への自信にほかなりません。そして、その行動力を支えるパワーの源は、未来を担う子供たちへの真摯なる愛なのです。  

 

 

 

 

 

 


 


Copyright (c) 2003 Hiratsuka Gakuen, All rights reserved.